こんにちは、STUMPTOWNの平井です!

今回は、店頭で瞬く間に姿を消した「STUMPTOWN 別注モデル」が、いよいよオンラインストアに登場するというビッグニュースをお届けします!

昨年の渋谷店10周年記念でリリースされ、凄まじい反響をいただいたSTUMPTOWN別注レザーサンダル「Nortland Sandal(ノートランドサンダル)」。
「遠方で買いに行けなかった」「オンラインでも販売してほしい!」という非常に多くの熱いリクエストにお応えし、
再びダナーの能登工場に無理を言って、特別に再生産をしていただきました!

発売を前に、このサンダルに込められたストーリーと、気になるディテールをご紹介します。


■ 8月上旬、能登工場でスタッフ自ら仕上げた“特別な一足”

先日のYouTube動画やブログでもお届けした、石川県・能登にあるダナー日本工場の訪問レポート。
実は8月上旬に工場にお邪魔した際、生産ラインの一部を特別にお借りして、清水工場長と一緒に私たちスタッフ自ら、
この「ノートランド」を仕上げる体験をさせていただきました。

工場の生産ラインには、底付けの工程を待つ「ノートランド」のアッパーが整然と並んでいます。


サンダルとはいえ、作りは本格的なワークブーツそのもの。 コルクを隙間なく敷き詰め、アウトソールを頑丈に貼り付け、ヒールを丁寧に積み上げる。

そして、「出し縫い」をかけて、コバの美しいラインを削り出していく……。

一見シンプルに見える工程の一つひとつに、長年ダナーのジャパンラインを支えてきた職人たちの、凄まじい技術とこだわりが凝縮されていることを、身を以て痛感した貴重な体験でした。

生産のお手伝い中。しっかり真剣モードのDANさん。


■ サンダルを超えた、ワークブーツ顔負けの“タフな剛性感”

そうして生まれた「ノートランド」は、まさに“Made in Japanの底力”を感じさせる極上の佇まいです。

  • 価格:¥29,700 (tax in)
  • アッパー:HORWEEN(ホーウィン)社製 クロムエクセルレザー
  • ソール:VIBRAM #7175 CHERRY アッパーには、世界的な名門タンナーであるホーウィン社の代名詞「クロムエクセルレザー」を贅沢に使用。 オイルをたっぷりと含んだ重厚な質感は、履き込むほどに足に馴染み、抜群のエイジング(経年変化)を見せてくれます。 ソールには、優れたグリップ力とクッション性を誇るVIBRAM「#7175 CHERRY」を採用 一般的なサンダルとは一線を画す、タフで頑丈な剛性感に仕上がっています。


■ 悩ましい2つのカラー展開!

今回のオンラインストア販売では、大定番のブラックと、新色ナチュラルの2色をご用意しました。

● BLACK CX(ブラック クロムエクセル)

鳴く子も黙る「茶芯」が楽しめる王道のブラック。 ガシガシと履き込むうちに、擦れた部分からうっすらと中の茶色が顔を覗かせるエイジングは、クロムエクセルレザーならではの醍醐味です。

● NATURAL CX(ナチュラル クロムエクセル)【新色】

今回新たに仲間入りした、想像以上の美しい仕上がりにスタッフ一同惚れ込んだ新色です! ナチュラルならではの、革本来の絶妙な濃淡(コントラスト)が雰囲気抜群。 履き込むほどに飴色へと変化していく、最もエイジングの「育てる楽しさ」を味わっていただけるカラーです。

色落ちしたリジッドデニム、無骨なミリタリーパンツ(軍パン)、夏のワークショーツとの相性は言うまでもなく抜群。 春から秋まで、ソックス合わせも含めてガシガシ履き倒してください!


■サイズ感について
スタッフ3名のサイズ感をまとめました。
足の実寸(靴下着用時)に加え、普段愛用しているDANNERやRED WINGのサイズも記載しています。サイズ選びの参考にぜひご覧ください。
※サイズ感にはお好みのフィット感や足型により個人差がございます。

コメント:足の実寸通り25.0cmを選ぶとやや大きめだが程よい感じ。厚手のワークソックスを履いたら心地よいフィット感になりそう。裸足ならUS6もありです。

コメント:普段のスニーカーは27.0cmが多いです。US7だとピッタリ過ぎるのでUS8がちょうど良いです。

コメント:普段のスニーカーは28.0cm〜28.5cmを履くことが多いですが、このサンダルはUS9でベストでした。
裸足ではくならUS8もイケます。


■ オンラインストア 発売について

大変多くの反響をいただいているため、今回の販売は【お一人さま1点限り】とさせていただきます。

  • 発売開始日時:2026年9月12日(土) 10:00〜
  • 販売場所:STUMPTOWNオンラインストア
  • サイズ展開:US7(25.0cm) / US8(26.0cm) / US9(27.0cm)

能登の職人たちの熱い魂と、私たちのこだわりがぎっしり詰まった本気の一足。 ぜひこの機会に、相棒となる一足を手に入れてください!

皆様のご利用を心よりお待ちしております。

オンラインストアはこちらより

オンラインストアはこちらより


WHITE’S BOOTS『NOMAD TAKAMI』に待望のNEWカラー&アップデート再販が決定!

こんにちは、STUMPTOWNの平井です!

WHITE’S BOOTS ファンの皆様、お待たせいたしました!
今年もこの熱いイベントの季節がやってまいりました。
2026年9月26日(土)・27日(日)に五反田TOCで開催される【LEATHERS DAY 2026】

なんと今年は、一目惚れ必至の「新色」に加え、仕様をアップデートした「人気色の再販」という、豪華2カラー展開で先行発売いたします!


■ 職人「サスペンダー池岡」が惚れ込んだ、唯一無二の “KUDU LEATHER”

この『NOMAD TAKAMI』を語る上で欠かせないのが、本国アメリカのWHITE’S BOOTS工場で長年にわたり修行を積んだ、STUMPTOWNの「サスペンダー池岡」の存在です。

アメリカでのNOMAD TAKAMIの最終打ち合わせ。左は本国WHITE’S BOOTSプレジデント(社長)のEric Kinney氏。


彼の経験豊富な眼で選び抜いたのが、野生的な表情を持つ「KUDU LEATHER(クードゥーレザー)」。
今年は、昨年大好評を博した『ROSEWOOD』のアップデート版に加え、新たに『FLINT』を加えた2つの異なる個性をご用意しました。


① 【NEW COLOR】無骨で形容しがたい美しさ「FLINT KUDU」

まずご紹介するのは、今年新たに誕生したニューカラーです!

  • Model: NOMAD TAKAMI
  • Color: FLINT KUDU(フリント クードゥー)

「FLINT(火打ち石)」の名を冠したこのカラーは、グレーのようでもあり、オリーブやブラウンのニュアンスも孕んだ、なんとも形容しがたい独特のディープな色合い。
革には、英国の老舗名門タンナーである「チャールズ・F・ステッド社」のクードゥーレザーを使用しています。

圧倒的な野性味と、驚くべき経年変化

クードゥーレザーの最大の特徴は、生前についた自然の「SCARS(キズ)」がそのまま革の表面に残っていること。
一足ごとにその傷の入り方や表情が異なるため、手にしたものはすべて
世界に一足だけの「唯一無二」の仕上がりになります。

革質はしなやかでありながら、しっかりと芯のあるコシを両立。
驚くべきことに、履き始めてからわずかな時間で、まるで長年履き込んだかのような深みのある経年変化(エイジング)を見せてくれます。
しなやかさとタフさを兼ね備えた、まさに至極の一足です。


② 【UPDATE RE-RELEASE】奇跡の再販&仕様変更「ROSEWOOD KUDU」

続いては、昨年涙をのんだ(?)方も多かったあのモデルの復活です!

  • Model: NOMAD TAKAMI
  • Color: ROSEWOOD KUDU(ローズウッド クードゥー)

昨年「足数限定」としてLEATHERS DAYで先行発売し、文字通り“即完売”となった幻のカラー『ROSEWOOD KUDU』。
ご購入いただいた皆様には大変恐縮ではございますが……今年もやらせていただきます!

あまりにも多くの再販リクエストをいただき、その熱意に応えるべく、本国アメリカのWHITE’S BOOTSが大変希少なKUDU LEATHERの確保に全力で動いてくれました。
そのおかげで今回の再販が実現し、イベントにもギリギリで滑り込みセーフ!間に合わせることができました。

単なる再販では終わらないのがSTUMPTOWNです。
今年のモデルは、バックルの仕様をより洗練されたパーツへと変更しました。
昨年モデルの野性味あふれる佇まいはそのままに、足元をより引き締め、洗練された大人の表情にアップデートしています。


今年はバックルを「アップデート」!


■ イベント先行発売詳細

今回ご紹介した『NOMAD TAKAMI』の2つの個性(FLINT KUDU / ROSEWOOD KUDU)は、以下のイベントにて先行発売いたします。
実物の圧倒的な革の質感、佇まいをぜひ会場で体感してください。

  • イベント名:LEATHERS DAY 2026(レザーズデイ 2026)
  • 開催日:2026年9月26日(土)・27日(日)
  • 場所:五反田TOC

どちらのカラーも非常に希少なレザーを使用しているため、数に限りがございます。
ぜひ会場に足を運んでいただき、あなただけの「運命の一足」をその目で、その手でお選びください。

皆様のご来場を、スタッフ一同心よりお待ちしております!


こんにちは、STUMPTOWNの平井です!

今回は、普段は見ることのできない、ダナー(Danner)の「ジャパンモデル」を一手に引き受ける石川県能登にある日本工場の訪問レポートをお届けします

実は、STUMPTOWNのスタッフDANさんは、かつてこの工場で3年間修理の修業を積んだ経験があり、今回は久しぶりの“里帰り”でもあります

僕たちは石川県金沢で合流し、海沿いの美しい「のと里山海道」を走り抜けて能登の工場へと向かいました

それでは、知られざるダナー日本工場の裏側をじっくりとご紹介します!

旅の始まりは金沢駅から。名物「鼓門」を背に、いざ工場訪問へ!

千里浜なぎさドライブウェイの入り口に到着!砂浜を車で走れるのは日本でここだけ!

工場に到着。ダナーのロゴがカッコいい!


■ ダナー日本工場(能登工場)とは?

この工場は、かれこれ35〜36年にわたり、ダナーの「Made in Japan」ラインを作り続けている歴史ある場所です

私たちが普段店舗でご紹介している「ポストマン」「マウンテンリッジロー」「カスケードレンジ」などのクラシックな名作たちは、すべてこの工場で生まれています

実は、この工場は能登半島地震で被災し、工場内が崩れるなどの大きな被害を受けました。現在もまだ一部にその名残はありますが、復興を遂げ、ほぼすべての生産ラインが元通り元気に稼働しています

工場最大の特徴「一貫生産」

一般的な靴工場では、効率化のためにパーツごとの作業を分業(アウトソーシング)することが多いのですが、この能登工場は違います。

「裁断」「アッパー縫製」「底付け」「出し縫い」「仕上げ」「箱詰め」にいたるまですべての工程を自社工場内で管理し、完結させる「一貫生産」行っています

これこそが、徹底した高いクオリティを維持できる最大の秘密です

生産中の名作ポストマン!のアッパー。これからソールが付けられ仕上がっていきます。


■ 職人の手仕事が光る!驚きの製造工程

 

工場長の清水さんに案内していただき、実際の製造エリアを拝見しました

今回の工場取材を優しく案内してくださった、清水工場長と、里帰り(気分?)のDANさん。どこ見てるの?

1. 裁断:1枚1枚、革の傷や表情を見極める

靴作りの最初のステップは、革の「裁断」です 金型を使い、プレス機で抜いていくのですが、これが一筋縄ではいきません
一見きれいに見える1枚の革でも、職人さんが目でチェックし、手で触ると小さな傷やシワがあります
。それらを巧みに避け、最も美しい部分を贅沢に切り出していくため、長年の経験と感覚が必要とされる繊細な工程です

この革はポストマンに使われているガラスレザー!できるだけロスが無いように入念にチェックしています。


2. アッパー縫製:女性職人が担う、極めて緻密な作業

切り出された革を縫い合わせ、靴の形(アッパー)にしていく部署です

ここでは多くの女性職人さんが活躍しています。革を均一に薄く削る「漉き(スカイビング)」や、ミリ単位のズレも許されないステッチなど、手先の器用さと集中力が求められるため、非常に繊細な作業が日々行われています

細かい作業は女性向き?目にも止まらぬ速さでミシンを操っています!


3. 吊り込み&「ダナードライ」の美しい裏側

木型(ラスト)にアッパーを被せ、一気に引き締めて形作っていく「吊り込み(ラスティング)」の工程です

少しのズレさえ許されない、緊迫の「つり込み」作業。ほんの少しの狂いが、アッパーの美しいバランスをすべて台無しにしてしまう!


ここで、ダナーオリジナルの防水透湿メンブレン「ダナードライ(DANNER DRY)」の裏側を見せていただきました

アジア製の一部モデルとは異なり、日本製のシューズは底面まで完全に覆う「3ピースの袋状(ソックス状)ブーティ」を採用しています

足を靴下のように360度すっぽりと包み込むため、抜群のホールド感が生まれ、シワが入らず「パツン」と張りのある美しい仕上がりになります

さらに、工場内にある専用の試験機で、実際に水圧をかけて1足ずつ防水テスト(漏水テスト)を行っている徹底ぶりにも驚かされました

防水の要となるダナードライブーティ。3枚構造だからこそ実現する圧倒的フィット感。


■ 貴重なコラボモデルや名作が流れる生産ライン

生産ラインには、ファン垂涎の靴たちがずらりと流れていました

  • 現在店舗で在庫が薄くなっている大人気モデル・マナワの製造現場に遭遇 ホーウィン(Horween)社製の極厚(2.2〜2.4mm)クロムエクセルレザーが使われており、その重厚感とダークブラウンの美しい佇まいに僕らは大興奮!早く出来上がってほしい!入荷が待ち遠しいです。


  • Lightningコラボモデル:雑誌「Lightning」さんとのコラボレーションによるポストマンの生産前サンプルなども流れており、多くの限定アイテムがここで形作られている様子が窺えました。
    受注生産のLightning別注ポストマン。千足以上の注文に受注ストップしたとの事・・・。凄すぎる。

■ STUMPTOWN別注「ノートランド」の特別制作体験!

今回は特別に生産ラインの一部をお借りして、STUMPTOWN別注の「ノートランド」を、清水工場長と一緒に自ら仕上げる作業に挑戦させてもらいました

ソールを貼り付け、ヒールを積み上げ、そして出し縫いをかけてコバを削る…… 職人技の難しさと奥深さを肌で実感しました

DANさんも生産のお手伝い。ここからは真剣モードです。

「サンダルだから簡単」なんて大間違い。ものすごい数の工程を経て作られています。この一足に注がれた手間暇に感服。


■ 最後に:1足のダナーに込められた想い

今回の工場訪問を通して、私たちが普段何気なくお客様へお届けしている1足のダナーに、どれだけ多くの職人さんの手と、時間と、想いが詰まっているかを改めて実感しました

「これからも、いっぱい作るぞ!気持ちだけは(笑)」と笑顔で温かく語ってくれた清水工場長

工場のみなさんが魂を込めて作ったこの素晴らしい「Made in Japan」のダナーを、私たちSTUMPTOWNも、1足1足大切にお客様へ提案していきたいと思います

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





今回の工場訪問の様子は、YouTubeでも公開しています。響き渡る機械音や工場の空気感をリアルに体感していただけますので、ぜひあわせてご覧ください。
動画はこちら。


価格だけでは語れない、MADE IN USAの価値

 

 

「DANNER LIGHT」「MOUNTAIN LIGHT」

どちらもDANNERを代表する名作であり、現在もアメリカ・ポートランドで生産されているブーツです。

価格改定により、現在では税込10万円を超えるモデルとなりました。

決して安価なブーツではないですよね。

それでもDANNERがアメリカ生産にこだわり続けるのは、

単に「MADE IN USA」というワードを残したいからではありません。

そこには、DANNERが90年以上にわたって守り続けてきたものがあります。

 

OUR BADGE(私たちの誇り)

THE STANDARDS(基準)

GRADING LEATHER(革の選別)

LEATHER CUTTING(革の裁断)

HAND CRAFTED(手作業による製造)

DESIGN CONSTRUCTION(設計と構造)

GORE-TEX® LINERS(ゴアテックス®ライナー)

VIBRAM® OUTSOLES(ビブラム®アウトソール)

RECRAFTING(修理できる構造)

 

こうしたひとつひとつの工程を熟練職人たちにより一足のブーツが完成します。

全てをアメリカで生産することは、人件費も資材費も高く、当然、製造コストは高くなります。

それでもDANNERは、頑なにMADE IN USAを貫いています。

 

 

DANNERブーツを語るうえで忘れてはいけないのが、使い捨てでなく長く付き合う道具としての考え方です。

新品の状態が完成ではなく、

履き始めればレザーにしわが入りキズが付き足に馴染み少しづつ経年変化していきます。

 

そして、ソールが摩耗すればリペアして、見違えるようなソールがついたブーツに喜びを感じながらまた履く、

それぞれの歩いた時間がそのままブーツの表情に表れてきます。

 

そうして20年も30年も履き続けたブーツの価値は、購入した瞬間の価格だけでは測りきれません。

長く使い、手入れをし、必要な時に修理をして自分だけの一足に育てていく、

それこそがDANNERというブランドがずっと大切にしてきたものだと感じます。

 

 

1932年の創業以来、DANNERは時代や情勢の変化に合わせて新しい技術を取り入れてきました。

GORE-TEXを世界で初めてブーツに採用したDANNER LIGHTも、

名作MOUNTAIN TRAILの系譜を受け継ぐMOUNTAIN LIGHTも、

決して過去の遺産ではありません。

新しい技術を取り入れながらも守るべきものは守る、

その姿勢が、現在も受け継がれています。

 

そして、そのものづくりを支えている場所が、

オレゴン州ポートランドなのです。

 

大量生産や価格競争だけでは残すことが出来ない技術と文化、

それを次世代にも受け継ぐためにもDANNERは現在もアメリカでブーツを作り続けています。

 

Writing : Matoba

 

参考資料:dannerboots , goout


MOUNTAIN LIGHTが今なお特別な理由

DANNERを代表するモデルとして「DANNER LIGHT」と並ぶ2大定番の

「MOUNTAIN LIGHT」。

 

 

そのルーツは1961年に登場したMOUNTAIN TRAILというモデルに遡ります。

当時のアウトドアシーンにおいて、

ハイカーの間ではガチガチで重量感のあるマウンテンブーツが流行していた中、

DANNERは市場のブーツより軽いものを製作しました。

そのブーツに市場は反応し、

DANNERのハイキングブーツがパフォーマンス面、耐久性、技術面で業界の標準となりました。

DANNER #6490が1973年のバックパッカーマガジンに「理想に限りなく近い」と評価され、軽くて快適である、とべた褒めの記事が掲載。

 

そして、1979年のDANNER LIGHT誕生から

3年後の1982年に誕生したのが

「MOUNTAIN LIGHT」。

ベストセラーになったMOUNTAIN TRAILの思想と性能を受け継いだ後継モデルとして、

GORE-TEXを搭載してのお目見えでした。

さらにモンターニャソールからクレッターリフトソールへフルモデルチェンジ。

ラグの無い土踏まず部分のグリップ性能を上げるためと、軽量化を図るための変更となっております。

 

レザーのワンピースで組み立てられたアッパーデザインはMOUNTAIN TRAILを踏襲されており、

クラシカルに見えるデザイン・パターンは、すでに当時から完成されていたとも言えます。

 

 

© 2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved./R15 1600kilo.jp

2014年に公開された映画「WILD~わたしに会うまでの1600キロ~」にて主人公が着用。

 

photo © Danjaq LLC, MGM

翌2015年には、映画「007 SPECTRE」にて劇中で着用されました。

 

 

これから先も変わることなく、アウトドアシーン使いでもタウンユースにおいても

DANNERの最高傑作として、フラッグシップモデルとして、揺るがない1足であり続けることを願っています。

 

Writing : Matoba

 

参考文献 : DannerBOOK

参考資料:dannerboots , danner catarog


世界で初めてGORE-TEXを搭載したブーツ

DANNER LIGHTがアウトドアの歴史を変えた

 

今では当たり前のように目にする言葉ですが、

1979年当時、防水透湿素材をブーツへ採用することは前例のないチャレンジでした。

その歴史を切り開いた1足が、

「DANNER LIGHT」

なんです。

 

当時はヘビーなレザーのトレッキングシューズが主流な時代。

「雨は防ぎたい、しかし、蒸れは逃がしたい。」

という相反する性能を両立するため、GORE-TEX社と共同開発をスタート。

 

 

 

そして、1979年、ついにGORE-TEXメンブレンを採用したハイキングブーツ

「DANNER LIGHT」

が誕生しました。

それまでのハイキングブーツは、素材はレザーが主流で、

前述のように防水性を高めれば蒸れやすく、通気性を重視すれば水が浸入するという課題を抱えていました。

まさにDANNER LIGHTは、その常識を覆した1足だったのです!

ちなみに当時のカタログには、

「テニスシューズより少しだけ重いが、従来のトレッキングブーツに比べてたったの1/3の重量です。」

と軽量感を謳った文言もあります。

 

 

また、こちらの広告には「森の軽量チャンピオンを紹介」というタイトルで

看板アイテムのDANNER LIGHTが露出されています。

GORE-TEXによる防水透湿性だけでなく、

当時としては圧倒的に軽量になったこともセンセーショナルなプロダクトだったということがうかがえます。

 

「雨の日でも快適」が当たり前になった原点

 

現在ではトレッキングシューズやランニングシューズからタウンユースまで、

多くのフットウェアにGORE-TEXが採用されています。

しかし、その原点には間違いなくDANNER LIGHTが存在します。

防水性能だけでなく歩き続けても靴内空間が蒸れにくく快適性を維持、

アウトドアで求められる性能を高いレベルで実現したことで、

DANNER LIGHTは世界中のハイカーやアウトドアファンから高い評価を受けました。

 

発売から40年以上経った今でも、そのデザインと機能性は色褪せることはなく

ブランドを象徴するアイコンとして輝き続けています。

 

Writing : Matoba

 

参考文献 : DannerBOOK

参考資料:dannerboots , danner catarog


 

STUMPTOWNで取扱アイテムが多いブランド「DANNER」。

知っているようで知らなかったDANNERについて調べてみました。

改めてすごいブランドなんだと感じさせる歴史となっています。

是非ご一読いただけますと幸いです。

 

 

Crafting Higher Standards Since 1932

~使い込んだDANNERは腕の立つロガーの証だった~

・1932 年 – 創業

DANNER Shoe Mfg. Company は

チャールズ・ダナーを中心としたメンバーと 5 人の職人と共にでチペワフォールス(ウィスコンシン)で開業。

手作りで低単価にこだわりワークブーツを製作。

アメリカ国内は大恐慌の影響で職人達の時給はわずか 30 セントだった上に、

革や必要な部材も格安で当時のDANNERブーツは 4 ドルもしなかった。

 

 

・1936 年 – ポートランドへ

創業者チャールス・ダナーは北西部で、

1本1本手で打ち込まれた鋲(スパイク)付きのカークドロガーブーツが

当時としては高価な1足10 ドル以上で売れている事実を知り、

チャンスを逃すまいと家族を連れ、ポートランド(オレゴン州)へ移転する。

当時は、機械もなくほとんどの工程において職人たちによるハンドメイドで生産されていた。

 

 

 

※1947年カタログ

・1940年代 – 造船所の靴

戦時中に増員した造船所の為にDANNERはブーツを作り続けた。

「造船所の靴」という呼び名ができる程DANNERの名声を世に広めるきっかけとなる。

戦後、事業が落ち着き、チャールズの息子である兄のジョンはロースクールへ戻り、弟のビルがDANNERを受け継ぐ。

同時期にポートランド北部へ工場を移設、1日240足の製作が可能となる。

 

 

 

 

・1952年 ― ビブラムソールの採用

アメリカ国内でいち早くビブラムソールをイタリアから取り寄せていた。

機能面において昇華させる為にあらゆる可能性を模索していた。

 

 

 

・1961年 - ハイキングブーツの誕生

J.F.ケネディー大統領が国民へ日々の運動の重要性を説き、アメリカ国中にアウトドアレジャー旋風が巻き起こる。

元々トレッキングやハンティング、スキーとアウトドアを好んでいたビル・ダナーは

いち早く市場のポテンシャルに気付き、アメリカ国内で唯一のハイキングブーツメーカーとなる。

最初に作られたハイキングブーツは、山歩き用の靴でELK HUNTERと名付けられた。

 

 

 

 

・1973年:DANNER #6490 (MOUNTAIN TRAIL)

MOUNTAIN LIGHTの原型であるMOUNTAIN TRAILがバックパッカーマガジンに最高評価を受ける。

 

 

 

※1978年カタログ表紙

・1979年:DANNER LIGHTの誕生

この年にDANNERは靴業界における革命を起こす。

靴としては世界で初めてGORE-TEX® を使用し完全防水・透湿ブーツを実現した。

後に特許を取得したこの製法はアウトドアシューズのスタンダードとなる。

 

 

 

・1980年:快適なフットウェアへのこだわり

ワシントンパーク動物園(現在のオレゴン動物園)にいる象のトゥイ・ホアのために、

DANNERはサイズ150のブーツを製作。

この防水レザー製のブーツは、彼女のひび割れた後ろ足を治すためのものであった。

象が履いても壊れない、DANNERの確かな作りと自信がこの写真から見てとれる1枚の写真。

・1983年:伝統を受け継ぐ

50年間、靴を作り続けたビル・ダナーは引退を決意し、

DANNER創業一族が守り続けたクオリティーとクラフトマンシップの伝統を守ることを条件に会社を売却。

その後もDANNERの伝統は守られ、更に厳密なクオリティーコントロールを実践、

生産の効率化を進める為に工場をポートランド空港に近い現在の場所へ移転。

この頃からハンティングや米軍、警察を含む官公庁向けのブーツの人気を受け、同シリーズを拡大。

また、日本や台湾などのアジア市場参入も果たす。

 

 

・1984年:さらなる発展へ

サラエボで開催された冬季オリンピックにて、アメリカの選手が入場行進の際に着用したシューズをDANNERが製作。

 

・1984年:FEATHER LIGHT発売

その名の通り羽根のように軽いと評されたFEATHER LIGHTが発売。

 

 

 

・1987年:DANNERジャパン、クラシックスシリーズの展開

リペアサービスと共にアーカイブのDANNERクラシックモデルの生産を開始。

 

 

 

・1992年:履き心地の証明

DANNERブーツとエアソティック(Airthotic)が

APMA(American Podiatric Medical Association アメリカ足病学協会)準拠の資格をとり、

ブーツの履きやすさを証明するものとなる。

 

 

 

・1993年:EXPLORER 発売

オールレザーのEXPLORERが発売され~1995年までバリエーションが販売された。

ハイテクナイロンブーツに傾倒している世の中に対してレザーの耐久性・しなやかさを打ち出す。

 

 

 

・1995年:DANNER LIGHT II、MOUNTAIN LIGHT II、KEVLER LIGHT 発売

DANNER LIGHT 2はサイドのレザーを拡大し、岩場等でのコーデュラナイロンを擦らないように変更。

惜しまれつつ廃番となってしまったが、この年にKEVLER LIGHT も誕生。

また復刻される日が来ると良いのだが、、、

 

 

・1998年:VANCOUVER 発売

DANNER LIGHTが世界で初めて靴にゴアテックスを搭載した時のもう一つの候補VANCOUVERが時を経て発売。

 

 

・2010年:米軍への供給

今までの戦場とは全く異なるイラクとアフガニスタンでの米海軍、陸軍兵士のブーツを米軍と共同開発。

高機能なUSMC RAT(米海軍向け)とArmy Combat Hiker(米陸軍向け)を製作し

軍用ブーツの新スタンダードとなる。

 

・2016年:MOUNTAIN600ローンチ

MOUNTAIN LIGHTの系譜を受け継ぐMOUNTAIN600が大ヒット。

MEN’S JOURNALにおいて年間最優秀ギアに選出される。

 

 

・~現在:イノベーションと伝統

創業者チャールズ・ダナーの精神を受け継ぎ、DANNERはオレゴン州ポートランドの最新工場で

ハイキング、ハンティング、ワーク、警察・軍隊、ライフスタイル用ブーツを製造し続けている。

世界中の卸売、小売、通販、直販、政府・国際販売など多様なチャネルで展開し、

アジア、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアにも進出。

このように、DANNERは時代ごとの社会的背景や市場の変化に柔軟に対応し、

品質と革新を追求し続けてきたブランドである。

例えば、

GORE-TEX®による防水ブーツの開発や、警察・軍隊向けの特殊ブーツ、アウトドアブームへの迅速な対応などが

その代表例となっている。

 

 

いかがでしたか?

歴史を改めて振り返ってみると、

靴に初めてGORE-TEX®を搭載したり、VIBRAMソールの採用にもいち早く取り組んだりと、

アウトドア靴業界においてパイオニアであったことが伺えます。

そして、何よりも今でも多大なコストや様々な制約がかかるポートランドの街中に工場を構えて

創業を続けているというのはすごいことなんだと実感しました。

それと同時に、決して歴史にあぐらをかくことなく、常に進化し続けるブランドの矜持を感じさせられました。

そんな偉大なブランドのアイテムの販売に携われる喜びを感じながら、

ご来店されたお客様の商品選びをお手伝いさせて頂けたらと思います。

 

 

 

Writing : Matoba

参考文献:Danner BOOK

参考資料:dannerboots , dannercatarog


モダナイズされたモカシン

 

10年以上も前に廃番となっていたDANNERの名作のひとつである

「ダンキャットモカシン」

時を経てアップデートされて戻ってきました!!

※過去カタログより抜粋

 

以前はワークブーツの匂いが強めのオイルドレザーの仕様でしたが、

今回はクラマスシリーズからのリリースとなり、

既に発売されているブーツ・チャッカと同様にラフアウトが使用されており、だいぶ柔らかめな印象となっております。

 

ラフアウトなので革のスムース面と起毛面の両面を使うことができるのですが、

まさに同じレザーの両面をパーツごとに使い分けているちょっと珍しいアイテムです。

 

ラフアウトは十分な厚みもあるため馴染ませるのには、オイルドレザーなどと同じように時間がかかります。

しかし、クラマスシリーズに使用しているラフアウトは、ハードさをあまり感じることなく、

足入れしてみても柔らかいんです!

 

 

ソールも以前のダンキャットソールからVIBRAM EVAFLEXに変更となっております。

ボリューム感がありながらもライトめなのが令和らしいですね。

(サイズ8H 片足約520g グッドイヤーウェルテッド製法では軽量です)

当時の空気感を残しつつ、現代にも自然とハマるこのバランス感!

 

 

とモダナイズドな説明が続きましたが、

日本の能登にある工場で職人さんたちによって1足1足丁寧に生産されており、

グッドイヤーウェルテッド製法ですのでしっかりとした作りなうえに

もちろんソール交換も可能です。

REPAIR MENUはこちら

作りは大きめですので、他のDANNERのブーツよりワンサイズ下になるケースが多めです。

 

足元のボリュームは損なわずにライトに履いていただけますので

DANNERらしい無骨さと抜け感を、

ちょうどいいバランスで楽しめるモデルです。

生産数は、少量となっており、展開店舗も是非店頭でチェックしてみてくださいね~。

 

D218706
KLAMATH LOW
S.BLACK

 

D218706
KLAMATH LOW
S.BEIGE

 

Writing : Matoba


”ハイスペックなファッションギア”

足元コーデが悩ましい梅雨シーズンがやってきました、、、

せっかくお気に入りコーデを組み合わせても、足元の不快感に悩まされたり、

靴選びに悩んだりすることも少なくはありませんね。

そんな時期だからこそ頼りになるのが、優れた防水透湿機能を誇るGORE-TEX®を搭載したDANNERのシューズ。

アウトドアフィールドに基づいた高い機能性がありながらも、街でも馴染む洗練されたデザインを兼ね備えています。

悪天候の日はもちろん、普段使いでも活躍する”ハイスペックなファッションギア”として

オンオフで万能な注目の3モデルをご紹介します!

 

TRAIL2650 MESH GTX

ロングトレイルを快適に歩くために開発されたモデル。

軽量でクッション性に優れたソールユニットは、

1日中歩いても疲れにくく、アクティブなライフスタイルをサポートします。

GORE-TEX®による高い防水性能を備えながらも、

テック系で現代的なルックスは、いつものコーデにも取り入れることができます。

アウトドアとアーバンスタイルの境界線を感じさせない、

まさに現代にフィットする1足です。

 

N45 LOW GTX

何マイルも続くトレイルランにも対応できるよう設計されたモデル。

タフさと快適性を追求した軽量メッシュアッパー、

反発力のある衝撃吸収力が特徴のミッドソール、

アウトソールはもちろん濡れた水辺などでも高いグリップ力を誇るVIBRAM MEGAGRIP。

ミニマルで洗練されたデザインは、アウトドアシューズでありながら都会的な雰囲気を演出。

バイカラーが個性的で魅力的な1足です。

 

DANNER FIELD LOW R

DANNERを代表するFIELD Rを、よりスムーズに動きやすくアレンジされたのが

“DANNER FIELD LOW R”。

クラッシックなアウトドアブーツのDNAを受け継ぎながらも、

アップデートされたシルエットはワイドパンツやカーゴパンツなどとも好相性です。

もちろんGORE-TEX®による防水性能は健在。

突然の豪雨やいたるところにできる水たまりも気にすることなく歩ける安心感は、

この時期の強い味方です。

 

雨の日こそ機能美を足元に

梅雨だから仕方なく防水シューズを履くのではなく、

ファッションを楽しみながら雨にも備える、

DANNERのGORE-TEX®搭載モデルは、そんな理想が叶うんです。

高い機能性と洗練されたデザインを兼ね備えた1足なら、雨予報の日も足取りは軽くなるはず。

ジメッとした梅雨シーズン、足元から快適な毎日を始めてみてはいかがでしょうか!

 

Writing : Matoba

 

※アウトドア用に開発されたアイテムなので、街中の想定外の箇所では滑る可能性もございますのでご注意ください。