リビルド VOL.5

前回に引き続きシューメーカーのお仕事であるハンドソーイングを自分のブーツで行っているところをご紹介します!

ハンドソーイングはインソール、アッパーの革、ウエルトを一気に縫い付ける作業のことです。
ホワイツブーツ
ホワイツブーツ1
こんな風に一定のピッチで前足部は全部縫い付けていきます。
サイズが大きいと縫う回数がたくさん・・・
自分のブーツが小さくて今回は短時間でおわりました!

自分のサイズは『6』・・・

24センチですね(笑)   足ちっちゃいんです。
でもWHITE’S(ホワイツ)って他のブーツブランドに比べても少し大きめなんですよ!
みんなに『キーホルダーみたいなブーツだな笑』って言われます笑
『あんたたちが足デカすぎるんだよ!』って言い返します!
ちょっと話が脱線しましたね。
ホワイツブーツ2
写真のように太い糸で縫い付けてくので力も必要なんですよ。
ブーツに通した糸の先端を口に加えて残りの糸を勢い良く引いてしっかり固定させる。
これを何十回も繰り返して一足縫い付けるのです。
これ簡単に見えてすごく難しいんですよ。。。

最初の頃はピッチもバラバラで縫う高さも安定しなくて大変でした。
あと手がボロボロになります。ホワイツブーツ3
これ確か修行初めて一ヶ月くらいの時の手です。
傷だけじゃなくて筋肉が痛くなるんです。
夜中に手が痛くて起きてしまう事がしょっちゅうでした…。
ホワイツブーツ4
ハンドソーイングが終わったあとはシャンクとコルクを装着してミッドソール等をつけてシューメーカーの作業は終わりになります。

ここの部分はまた別の機会に紹介しますね!

ホワイツブーツ5
これで今回僕が担当させてもらう作業はここまでで、おしまいです。
あとはステッチダウンを縫ってもらいソールをつけ、サンディングをして全部完了です。

次に見るときには全部仕上がっているハズです!
もう大分完成形に近いですが仕上がったらまたアップしますのでお楽しみに!!!


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