ソール交換

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前回に引き続き、ソール交換の工程をご紹介いたします。

剥がしたあとの接着面をご覧ください。

古い接着剤が残っているのがお判りかと思います。

新しいソールを着けようと思ってもこのままではくっついてくれません…。

今回はミッドソールから新しくする修理なので、ミッドソールをある程度削ったあと、

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続いてのクリーニングという工程です。

金属のブラシが高速回転しているところへ接着面を当てていきます。

削るというより、表面の要らないものだけはじき飛ばしていくイメージです。

この作業も力加減が重要で深く当てすぎると中板が凸凹になってしまいますし、浅いと古い接着剤が残ってしまいます。

また、ステッチを切ってしまわないよう慎重に作業していきます。

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そしてクリーニング後です。キレイになりました!

(一カ所ずつほつれているように見えるのはステッチダウンの縫い始めと終わりの糸端です…)

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そして、ソールを選んでいきます。

ソールにもサイズがあり様々なサイズに適用できるようになっています。

前後、0.5~1cmくらい大き目のものを選び、貼り付けてから靴に合わせ削る作業をします。

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糊を塗る前のプライマーという液を靴とソールに塗布して乾かして、

さらに熱活性の糊を塗って乾かしたあとは、実際にソールを接着していきます。

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温めたソールをプレス機で圧着します。

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セットソールが終わりました。

ウェルトに対してソールがはみ出ているのがお判りでしょうか。

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このはみ出た部分を形を整えながら削っていきます。

仕上がりの見た目も左右されますし、お客様も一番気にされている部分だと思います。

ソールの成形に関してはUS Dannerの基準に準拠し職人同士お互いに厳しくチェックしています。

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最後にコバインクを塗って仕上がりです。

コバインクを塗るのは単純に見た目がキレイになるのと、ささくれのようになったコバを保護する役目もあります。

以上です。

駆け足のご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?

ソール交換を依頼したいけど大丈夫かな…と思われているお客様の不安を少しでも解消できたら幸いです。

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