今回はソール交換の際に1番最初の関門の古いヒールとソールを剥ぎとる難しさを少し紹介します。

今僕が修行しているのは修理部門。修理といっても以前紹介した『リビルド』のようなパーツをほとんど変える修理とは違い、
部分的な修理を行う部門です。
写真のブーツもソールの交換のみであとは全部そのまま。

こっちのワーカーたちが仕事用として使うブーツはやっぱりだいぶ汚れてくたびれてますよね。

製造に使った同じサイズ、ワイズのラストを装着します。
これが大変・・・使用年数が長くなったりダメージが多いとぜんぜんラストが入らない・・・もう汗だく。

ここからこんなでっかいペンチ?を使ってヒールを剥がします。
なんだか靴に使うとはおもえないようなでかい工具ですよね笑

右側が普通の大きさ?これでも十分大きい気がしますよね。

ここからヒールを挟んで一気にぶっこ抜きます!!

キツイ!!!しっかり固定してあるからなかなかとれない!

写真で伝わりますかね〜
あんなでっかいペンチで力いっぱいやってるんですよ!!!
早いときは1分もかからないんですけど、しぶとい時は5分以上ふんばってます。
時間がかかったときはもうすでに酸欠状態みたいになってしまいます。


このあとアウトソールも同じようにペンチでつまみながらステッチダウンの糸も切りつつ剥がしていきます。
とにかくパワーと根気がいる作業です。
今回はここまで!
この続きはまたの機会に!!
ところで話は変わりますが、来る12月4日(日本ですよ!)に『Yokohama Hot Rod Custom Show』(ホットロッドカスタムショー)
にWHITE’S(ホワイツ)ブースを出店させていただきます!

そしてなんとハンドソーイングのデモンストレーションを自分がさせていただきます!
以前の記事で何度か紹介させてもらったんですけど、こんな感じの作業です。

もしこの記事を読んでいただいてイベントに参加予定の方はぜひWHITE’S BOOTSのブースに足を運んでください
ブースに僕がいたら遠慮せずガンガン話かけてください!出来る範囲で質問とかあればお答えします!
では当日お会いしましょう!!
