KIND OF SOLE|ソールの種類

見た目だけでなく、靴にとって履き心地を大きく左右するソール。
車のタイヤのように、硬さや溝の形・深さなど目的や用途によって様々な種類が存在します。

IMG_7118

世界中には果たしてどれだけの種類のソールが存在するのかなんて検討もつきませんが、
今回は、WHITE’S BOOTSでカスタムオーダーをする際、選択できるソールの1部をご紹介しようと思います。

しかーし、#100や、#700などのメジャーなものはBOOTS LOVERの皆様にはお馴染みでしょうから、
マイナーな品番にもスポットを当ててみようかと思います。

それでは早速…
エントリーナンバー1番『#2021 通称クレープソール』

IMG_7126

WHITE’SでのカラーはCLEAMとBLACK。定番ですが、クッション性が高くて、とにかく軽量。つま先からヒールにかけて、徐々に厚みが増していくウェッジタイプ。
比較的厚みがあり、ボリューム感を持たせたいイメージの靴に使用される事が多いかもしれません。
柔らかい分、耐久性では他のラバーソールに比べて減り易くもあります。

エントリーナンバー2番『#4014 通称クリスティソール』

IMG_7119

これは皆様馴染みの深いソールではないでしょうか?街履きから軽いアウトドアまで様々なシーンに対応。
多くのワークブーツブランドで採用されていますね。WHITE’Sでは白のみ扱っております。
軽量・衝撃吸収性・セルフクリーニング機構・オイルレジスタント機能など、安心・安全 万能ソールなのかもしれません。

エントリーナンバー3番『#1705 Stowe(ストウ),#1752 Stocbridge(ストックブリッヂ) 通称ガムライトシリーズ』

IMG_7134

IMG_7132

ガムライトは、特殊ゴムを発泡させた素材がベースで、高いグリップ性はそのままに軽量かつ耐久性・柔軟性を高めたシリーズ。
まあ軽いです。コンフォートシューズを目指すならこのシリーズでしょうか。
上からVIBRAMらしいオーソドックスなソールパターンの#1705。BLACKとDK.BROWN。 日常履き・ウォーキング等の用途に良いかもしれません。
下は、よりスマートで、すっきりととしたデザインの#1752。オックスフォードのモデルに装着して、オフィス仕様ってのも良さそうな。

IMG_7137
パターンもそうですが、溝の深さも違うので横から見ると、その印象はだいぶ違いますね。

お次は、
エントリーナンバー4番『#135 通称モンターニャソール』

IMG_7129

VIBRAMを代表する#100をユニット式(ヒール付)にしたタイプ。VIBRAMのなかで最も普及しているラギッドなソールでございます。
ほとんど同じソールで#132 っていうのもありますが、WHITE’Sで使っているのは#135。
ほんとにタフなソール。それなりに重量はありますが、ワークブーツとしてもアウトドアシーンでも絶対的な信頼があります。
#100は魅力的だけど、ヒールが高いのは…って方にも良いかもしれません。

最後は、
エントリーナンバー5番『#1278 通称ポートランドソール』

IMG_7122

とにかくゴツイ!!! 上の#135 よりも分厚いですし、実際計って比べましたが重量も重いです。ソールのパターンも非常に特徴的で複雑な形状です。
もともとは主にトレッキングやアウトドアシーンで選ばれるソールです。

とにかく重い仕様が良いって方、人とかぶりたくないって方、ぬかるんだ路面に自分だけの足型を残したい方も…。05658A21-A3DE-414A-80F1-DE2D10620118

圧倒的な存在感!!!

今回ご紹介したソールの共通点は”VIBRAM社”のソールであり、ユニットソール、ワンピース(前足部とヒールが一体)のソールでした。

IMG_7117

LEVEL

これらは全てのモデルに対応しているわけではありません。
場合によっては”HALF SLIP(ハーフスリップ)”というオプションが必要なモデルもありますし、装着できないモデルも御座いますので、
気になる方、詳しく知りたいと思った方はお気軽に店頭までご相談下さい。

自分が普段履いている靴のソールはどんな目的で付いているのか?特徴は?
なんて事も考えてみると、また靴に違った興味が出てくるのでは無いでしょうか?

メジャーな方も機会があればご紹介していきます!


RECOMMEND