クラフトビールの街「PORTLAND」

我々STUMPTOWNのスタッフだが実はその半数が根っからの酒好きにしてビール党。
そしてなんの因果かDannerの本拠地である、ここ「PORTLAND」はクラフトビールの醸造が
とてつもなく盛んなのだ…
実は筆者、つい先日から2ヵ月程だがポートランドに滞在している。
薄々気付いてはいたが、どうやら今回は最高の季節にここポートランドに来れたようだ。

最近は日本でも上昇しっぱなしのクラフトビール熱。
そんな数ある種類のクラフトビール中でも我々STUMPTOWNのスタッフが愛してやまないのが「IPA」だ。
「イパ」ではない。「IndiaPaleAle」の略で「アイピーエー」と呼ばれている。
日本で主流となっているピルスナーやラガーとの違いはと言うとだが、
まずアルコール度数は6~10%前後とやや高めのものが多く、
グラスに口を当てた瞬間にホップの香りが非常に力強く感じられる。
口に含むと苦味もまた強く、グレープフルーツの様なシトラス系の香りに包まれる。
喉ごしよりかは、味や香りをゆっくり楽しむのがオススメだ。

そんな「IPA」にフォーカスして、現地で見つけたバーや醸造所から美味しさを伝えていきたい。

そんなわけで1杯目はこちらの「BRIDGEPORT BREWING」の[STUMPTOWN CANDYPEEL IPA ]に決めていた。
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ネーミングで決めていたのもあるが、この醸造所が筆者と同い年だった為、
簡単に運命を感じてしまったからだ…
席についたと同時につたない英語でオーダーし、持ってきてもらったのがこれだ。
早速ポートランドの恵みと一応、運転手君の怪訝そうなツラに乾杯して頂いた。
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オレンジピールの香りがふわりと鼻を通ってフルーティー。
IPAにしてはスッキリしている。
女性でも呑みやすそうな軽い呑み心地だ。是非、次回は素敵なレディと…是非…。
アルコール度数は6.5%とまずまず。1杯目には丁度いい。

この日は25℃近くあり日差しも強く、体調も抜群だった為、昼間から2軒目に突入することに決めた。

で来ちゃいました。2軒目。なんだかんだでゆうがたになってしまったが
2杯目はポートランド生活の拠点としている借家から車で5分の「DEKUM ST」にある
「BREAKSIDE BREWERY」で頂ける、「BREAKSIDE IPA」。

実にストレートなネーミングで気持ちがいいが、この店を選んだのにも理由がある。
そうDannerの名作の1つに「DEKUM」という逸足があるからだ。
ただ闇雲にガバガバ飲んでいるわけではない…体で飲んでいる。
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こちらの店舗はロードサイドにあり、非常に解放的な店構えになっている。
ポートランドは自転車の街としても有名で、そのまま乗り付けて仲間たちでワイワイ呑み始めるスタイルも目立っていた。
そんな自由な雰囲気を眺めてアメリカの夕方に浸っていると、頼んでいた1杯の到着だ。
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運転手君からすれば最悪だ。しっかりムカついていたことだろう…。
数時間前の1軒目のあとに、ハンバーガー屋まで連れ回され、そこでももちろん彼はビール
を呑めず2軒目でこの仕打ちだ。取材の為とか適当な言い訳をしてつまみを付けた。
が、そんなことは全く気にせずしっかりとポートランドの恵みと運転手君の不機嫌そうなツラに乾杯をして頂いた。

ホップのフルーティーな香りと苦味のあとに、ほのかな香ばしさが口と鼻を幸せしてくれる。
そしてこのスパイスの効いたBuffaloWingとは抜群の相性だ。
このまま一生イケる気がする‼
が、アルコール度数は6.4%で量もしっかり頂いたので、そろそろレポートをせねば
と、ふと我に帰り、帰路に。

初回の感想としては「IPA」やはり恐るべし。酒は百薬の長とは良く言ったもので
週明けからまたパワフルに仕事が出来そうだ。
運転手君には悪いが来週末もこの「IPA巡りの旅」に付き合ってもらうことにしたので
次回は仕事終わりにでも読んで頂きたい。

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